THINK Global THINK Small
メニュー

パッとしない外国籍人材のゆくえ

現在、ある企業との打ち合わせでの大きなテーマです。外国籍人材を区分化すると時空を超える人材は6%、語学とスキルを掛け合わせる有能人材は8%強。パッとしない外国籍人材はその他全員(退職勧奨したい人材含む)。パッとしない外国籍人材に、パッとしない仕事が割り当てれば良いが、そのような仕事はなかなか少ない。時空を超える人材は奇跡的に採用できたわけで、今後はその企業が考える有能人材を狙い採用活動をしていこうとのこと。

で、パッとしない外国籍人材です。この企業、コマ的業務やスペシャリスト的業務を求めていたり、海外へ放牧してしまうことができないため、より狭き門になってしまいます(その領域を見越した採用・登用を検討していく企業は多い)。日本企業で適応する外国籍人材(日本企業で働くことを希望する外国籍人材も)は限られているため、当然のことながら狭き門にすると人材確保が難しくなります。魅力的な外国籍人材が少ないことに加えて、コマ的業務等における採用企業が多いことが要因です。簡単にいえば、狭き門企業よりもグローバル的に認知度の高い企業が「コマ的採用」(採用時にコマ的と伝えることもなく)を増加すると、狭き門企業の採用者自身の「魅力と努力(努力にはエージェントを使いこなす力も含む)」がなければ、残念ながら採用競争力は失います。特に震災等によるイメージも薄れ(以前は、その影響もあり関西地区大学を選択する外国籍も多かった)、以前にも増して外国籍人材のTOKYO志向者が増えており、関西本社企業の採用は難しくなるよなーと感じています。

コメントを残す

CAPTCHA


スパム対策により、日本語が含まれない投稿ができませんので、ご注意ください。

このページのトップへ