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Blog / ブログ

  • マスクでのスピーチ。

    マスク着用のまま、スピーチする機会も増えています。公式的でなければ、マイクの一つもなく、地声で話すことが一般的です。マスク越しでは聞き取りにくいのは当然。それを聞きながら、平然と「声小さいわー」と、もはや小声ではなく、ひそひそ話す方々。「ああいう場で話すことが苦手ちゃうかな」と否定的トークにも発展。沸点が早いのか、話したいことを何でも口に出す。性格だけでは片付けられない、これを年齢問わず優越的・魔女リティといいます。性別問わず、戒めにしなければなりません。

  • 畏怖の念

    15年近く外国人留学生向けの研修講師を務めています。公的セミナーの場合、留学生とともに行政職員、大学教職員や受託人材会社社員といった大人たちも聴講することが多いのですが、今回、はじめて聴講した同世代の方に、一時間半淀みなく、膨大な情報量を話し続ける私に対して、畏怖の念を抱いたと言われました。一度面識がある方ですが「こんなすごい方とは」とも。逆にどう思っていたのかと思いますが、正直な感想に喜んでいいのか笑。ただ、この撤回精神は学ぶ点あり。またマイノリティとして、程よい加減での自己プレゼン力の必要性を再度認識。元〜という肩書に、自分を見失う方が多い中、それはそれで良しとするか。と。

    尼崎市出身らしく多様性を重んじつつ、マイノリティの立場での授業から大企業出身者からは聞けない話が多いと言われたことがありますが、指摘した方の感受性か語彙のセンスか、畏怖とは驚きです。

    他の方からは以前に比べ、話し方が穏やかになったと言われたため、わかりやすい怖さはないのでしょうが、同世代だからこそ、自身と比べ縦横に伸縮、ときにアメーバ状展開に、怖さを感じたのかも知れません。嬉しいと思うことが無難でしょう。ありがとうございます。

  • 外国人にまつわるお話。

    中国・内モンゴル自治区出身の中国人留学生が,ある企業の最終面接まで進みました。面接官の一人である役員から「モンゴル出身なんだね」と。よく間違えられるため,まあいいかと、「はい」と笑顔で済ませる。すると役員は「弊社もウズベキスタンに進出予定だから,ちょうど良いよね」と。もはや何もかも異なるウズベキスタン?。もはやチンギス・ハン時代に遡ってということでしょうか。

    カナダの名門。ブリティッシュ・コロンビア大学。彼は彼女が日本人だったこともあり,驚くほど日本語も堪能。はるばる短期滞在で日本に来日し,ある企業の一次面接を受けたところ,採用担当者から「はるばるイギリスから来てくれたんだね」と。驚きの顔をすると「だってブリティッシュでしょう?」と。

    新入社員の内定式を控えた時期。人事部長は社長に呼ばれる。「ダイバーシティの意味でも,日本から最も遠い国の外国人社員を代表にしたい」。アフリカと南米出身者(日系)の外国人がいる。インターネットで,日本からの距離を調べたところアフリカの国は1万キロ強。南米は1.5万キロ。南米に軍配と思いきや,黒人であるアフリカの方が選ばれたとか。もはや忖度ではなく差別です。

  • オンラインによる就職活動セミナー開催

    昨日外国人留学生を対象としたオンラインによる就職活動セミナー開催。全国から85名程度の外国人留学生が参加。ありがとうございます。

    新型コロナ・ウイルス感染症の感染拡大に伴い、留学生の就職活動も変化の兆し。海外現地法人の成長エンジンの役割を求めようが、現地の状況が見通せないこと。留学生採用の受け皿であったインバウンド関連産業が大きな打撃を受けたこと。一方デジタル化やDXといった流れのなか、IT業界および企業内部IT人材に注目。大手企業を中心に日本留学をせず直接日本企業へ就職する直輸入型海外人材は渡航制限の影響もあり採用見送り(日本を敬遠も含む)と、少し停滞感気味といったところ。

    著作権とは誰もが有するもの。国籍・性別・年齢・肩書・実績関係なく。この人は実績がないから著作権はない。この人は有名だから著作権には敏感に。と、人により差異をつけるものではない。意外にそのような大人がいることに驚きもあり。

    私は可能な限り、留学生の参加者には貢献したいと思っていますが、他の研修講師(大人たち)に資料を盗用される経験があるため、資料の出し入れには細心の注意を払い、配布用・投影用など手間をかけて資料を作成しています。それだと留学生に十分な価値を提供できないため、悩みどころでもあります。

    留学生の方は、「新卒・総合職」を旨味と捉え、自身の専門領域とは異なる分野の企業であってもチャレンジする。留学生は資格外活動など活動制限があるため、自己分析・企業分析とともに社会研究にも着手。ダイバーシティマネジメントのルーツや各セクターの取り組み、コロナ禍で浮き彫りになったグローバルサプライチェーン、デジタル化の整備。グローバルな目線。差別化になるポイントです。

    でも、やっぱり「信頼性」。能力の信頼性、人柄の信頼性。企業に合う・合わないはともかく、人生長い目で見れば、能力とともに人柄の信頼性はとても大切です。短期的には、関係性のさじ加減で信頼性を担保できるかもですが、長期的に、かつ異文化対応といった視点では、それも違うように思っています。

    知見は広げる。これは仕事を通じて、大なり小なりできること。偏見も可能な限り小さく。これがなかなか難しい。目的を持てば、悠長なことは言ってられず、目的に適応する資源は受け入れるかもしれない。ただ、もっと人間的に偏見を小さくする方が、良いのではと感じたりもしています。

    知見を広げ、偏見は小さく。シンプルに仲間や友達が増えるのではないかなと。そこから、自身の個性が生まれていくのではないかなと。

    仲間が増えるのは、「幸せ」や「楽しさ」を伝えることも大切じゃないかなと。楽しいに、みな集まってくるのだと思います。その根っこは感謝の気持ちや、ちょっとした感性(曖昧です)だったりもします。ということを、具体的な就職活動の技法とともに、のんびりお話させていただきました。

  • ボケる。

    薬局の現場では、患者さんが忘れ物をしたりすると「ボケたわー」と言います。深刻な感じの方には、わたしの父は「昨日、何のごはん食べたかなー?は大丈夫でっせ、昨日、ごはんを食べたこと自体忘れたら要注意でっせー」と、励ます(?)のです。といいつつ、毎日近くの喫茶店でモーニング(パンとたまごとコーヒー)を注文しつつ、患者さんには「僕は何十年も朝飯食べへんからね」と言うんですね。ごはん食べたこと自体忘れているのかも知れません。

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