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Blog / ブログ

  • 声と笑顔で

    ということを、某街コンサルタントさんに言われたことがあります。講師のときって、内容もそうですが、これが大切と、気づかされました。

    大阪府関連事業にて留学生就職講座講師を行いました。留学生就職に関する講師業も、早10年近くになりました。2007年10月に初めて留学生向け講義(経済産業省関連)を行いましたが、中国人留学生とは何者?と、口下手も相まって、相当緊張したことを覚えています。

    その後も行政機関向け講義を数多く経験していますが、留学生よりも日本人の大人達の参加者(オブザーバー+事務局)が多いという、アンバランスな風景を何度も経験しています。学生以外を会場に聴講させないという語学講師も少なくなく、その煽りを受け、私のところに押し寄せるという感じだったと思います。後ろで聴講するのはいいのですが、足組んだり、どかっと座ったり、私よりも学生への「圧」が強い人も多く、??と思うこともしばしば。

    面白いことで、その圧がなくなると、学生もリラックスし、活発な論議になります。活発化する講義って、講師業の醍醐味です。

  • 採用ノルマ・内定ノルマというもの

    近年、外国人留学生を採用する場合、表立って公表するかはともかく、採用ノルマが存在する企業は少なくありません。部署からのニーズではなく、とにかく採用しようという考え方です。

    一方、教育機関でも同様のことが起ころうとしています。某機関の担当者は嘆くのですが、当人も契約社員であり、正社員になるためにも自らの「学内実績」が必要となります。

    そのため、日本で数年仕事を経験したい外国人も多いと割り切り(全員ではない)、ブラックかな?・在留資格取得できるかな?と思うような企業でも、就職さえすればいいと考えるようにしていると言います(本当はダメだけど)。

    もはや正しい情報を収集し、可能な限り正しい判断を持ち就職すると悠長な話は野暮なのかも知れません。どこでもいい。でも日本で働きたい外国人は、それでいいかなと思っています。ただ真面目に考えたい外国人留学生も数多く存在し、そのための理解促進は必要と思っています。

    では、どのような理解促進が必要なのか。外国人留学生からの声はボチボチご紹介していきたいと思います。

  • ステレオタイプ採用からの脱却

    ヨーロッパの子は、アニメ好きが多く、ダメだとか。採用担当者は、何ともステレオタイプな発言が多い。ロック好きだったらいいのかなと思ったりもしますが、全ては、日本語でコミュニケーションする中で、いわゆるオタクっぽい感じがみえることが嫌なのかと。

    そんなことよりも、某企業さん(部長級)は、日本人社員が欧州・米州の子(白人)に好意的、羨望的すぎ、調子乗ってしまうことが問題だ!と指摘します。ちなみに、この部長さん、海外畑30年という方ですが、今年採用に関わり、欧州の留学生に出会ったが、骨太すぎると感じたと。アニメオタクなどといった論調とは一線を画した目線に面白さを感じました。海外経験が長い人は、留学生と、現地の外国人(例:アメリカでのアメリカ人+外国人)を比較し、かつ日本企業でのフィット感(部門からのニーズだけではなく)を考慮した上での言葉に面白さがあるなと。

  • 外国人留学生対象就職塾開講します

    今年も大阪・神戸・京都で、外国人留学生を対象とした就職塾開講します。おかげさまで、6年目を迎え、毎年参加者が増加しています。毎年変化する就職活動環境です。採用の第一線に立つ講師陣が、生の声を提供します。高度日本語力は必須要件。各社、採用要件、配属部署の考え方など様々ですが、真面目に頑張り、信頼を得る力も必要と考えています。就職塾に加えて、外国籍社員などを招いた企業研究セミナーも開催しますので、ご期待ください。

    詳細:http://lands-navi.com/info/careerschool/

  • 持続的採用へ

    中国人は、勝手に応募してくれるので、困っていないという企業ほど、外国人(中国人含む)育成について課題を感じていることが伺えます。勝手に応募する中国人の能力はいかがなものか?企業の外国人採用能力はいかがなものか?という観点が欠落しています。(外国人採用自体、その論議をするまでもないかも知れません・・・)。

    その企業に勝手に応募した人材のレベル感は、その企業の規模感や知名度によるものが大きいため、残念ながら中規模レベルの企業群に、勝手に応募した人材レベル(練習として応募は別)は、以前と比べ日本人のそれよりも低い傾向になりつつあります。やはり、ワンランク上を目指したほうが良いと感じます。ただ、社長・役員さんの意向によるものが大きいのですが、スペック上、トゥランク上を目指すと、それはそれで難しい。そのような企業群は、海外大卒に目が眩みます。海外大卒の子は、国内留学生以上に、さらにブランド力ある企業に目が向くため、そっぽ向かれます。海外大卒といっても多様であり、そのレベルなら国内留学生にいるのに、ということもあるため、要注意です。

    ただ海外から直輸入型人材を採用すること自体を目的とし、それはそれで、採用時点では大満足ということも大いにありです。

    何を危惧するかというと、海外採用で、大きなコストをかけ、有名な大学の外国人を採用し、あまり機能しない、思ったほどではない、トラブル多い、あっという間に辞めてしまうなど、ネガティブ要因が重なると、外国人採用自体、休息傾向になり、何ともしがたい状況になります。

    義務的採用から、持続的採用へ。

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