THINK Global THINK Small
メニュー

オンラインによる就職活動セミナー開催

昨日外国人留学生を対象としたオンラインによる就職活動セミナー開催。全国から85名程度の外国人留学生が参加。ありがとうございます。

新型コロナ・ウイルス感染症の感染拡大に伴い、留学生の就職活動も変化の兆し。海外現地法人の成長エンジンの役割を求めようが、現地の状況が見通せないこと。留学生採用の受け皿であったインバウンド関連産業が大きな打撃を受けたこと。一方デジタル化やDXといった流れのなか、IT業界および企業内部IT人材に注目。大手企業を中心に日本留学をせず直接日本企業へ就職する直輸入型海外人材は渡航制限の影響もあり採用見送り(日本を敬遠も含む)と、少し停滞感気味といったところ。

著作権とは誰もが有するもの。国籍・性別・年齢・肩書・実績関係なく。この人は実績がないから著作権はない。この人は有名だから著作権には敏感に。と、人により差異をつけるものではない。意外にそのような大人がいることに驚きもあり。

私は可能な限り、留学生の参加者には貢献したいと思っていますが、他の研修講師(大人たち)に資料を盗用される経験があるため、資料の出し入れには細心の注意を払い、配布用・投影用など手間をかけて資料を作成しています。それだと留学生に十分な価値を提供できないため、悩みどころでもあります。

留学生の方は、「新卒・総合職」を旨味と捉え、自身の専門領域とは異なる分野の企業であってもチャレンジする。留学生は資格外活動など活動制限があるため、自己分析・企業分析とともに社会研究にも着手。ダイバーシティマネジメントのルーツや各セクターの取り組み、コロナ禍で浮き彫りになったグローバルサプライチェーン、デジタル化の整備。グローバルな目線。差別化になるポイントです。

でも、やっぱり「信頼性」。能力の信頼性、人柄の信頼性。企業に合う・合わないはともかく、人生長い目で見れば、能力とともに人柄の信頼性はとても大切です。短期的には、関係性のさじ加減で信頼性を担保できるかもですが、長期的に、かつ異文化対応といった視点では、それも違うように思っています。

知見は広げる。これは仕事を通じて、大なり小なりできること。偏見も可能な限り小さく。これがなかなか難しい。目的を持てば、悠長なことは言ってられず、目的に適応する資源は受け入れるかもしれない。ただ、もっと人間的に偏見を小さくする方が、良いのではと感じたりもしています。

知見を広げ、偏見は小さく。シンプルに仲間や友達が増えるのではないかなと。そこから、自身の個性が生まれていくのではないかなと。

仲間が増えるのは、「幸せ」や「楽しさ」を伝えることも大切じゃないかなと。楽しいに、みな集まってくるのだと思います。その根っこは感謝の気持ちや、ちょっとした感性(曖昧です)だったりもします。ということを、具体的な就職活動の技法とともに、のんびりお話させていただきました。

コメントを残す

CAPTCHA


スパム対策により、日本語が含まれない投稿ができませんので、ご注意ください。

このページのトップへ