THINK Global THINK Small
メニュー

2019新卒採用に思うこと

2019新卒採用も動き出しました。日本人学生の売り手市場の影響からか、外国人留学生もボチボチとした動きです。さて2019外国人留学生採用はどうなるものか。個人的には厳しい採用になってほしいと思います。理由は真面目に取り組む方とそうではない方で差が出ないからです。10年間、外国人の方々とお付き合いしていますが、就職活動の際、真面目に取り組んだ子は、余程の人間関係でこじれない限り、自分の成長のため、企業の成長のため、頑張るんです。何となく内定・入社した方は、やはり何となくです。近年彼女・彼らの日本企業で働く以外の選択肢が拡がっていることも要因の一つでしょう(拡がり自体は良いことです)。逆にいえば、何となく採用した企業は何となく外国人採用の終焉を迎えます(驚くぐらい、すぐにです)。特に中小企業でも小規模事業者に位置する企業群では、知り合いのご紹介で採用することも多く、採用を吟味することもなく、育成・登用もままならぬ。という感じです(大手企業は、しがらみ大いにあり)。中小企業の場合、「うちの会社だと、もったいない!」と思わせるぐらいの子が、何らかの事情もあり入社するというのが、ベターなんだろうなと思っています。直接社長とお付き合いしている中小企業さんには、ボランティア的に、このサポートやっています。で、そろそろメディア含め、外国人に対して「優秀な・・」という枕詞止めませんか。これが採用時に経営層と採用部門での感覚乖離が生まれ、入社後の過度な期待にもつながってしまうんです。支援者として外国籍人材も企業も良い関係性が生まれたらなと思うからこそ、少し冷静な感覚が必要な気がしています。

コメントを残す

CAPTCHA


スパム対策により、日本語が含まれない投稿ができませんので、ご注意ください。

このページのトップへ